横浜市都筑区にお住いの藤原様/88歳/女性

88歳の母が脳梗塞を発症し、入院生活を送りながらリハビリ病院への転院待ちをしていました。コロナ禍で面会が許されない中、私たちは母に直接会って励ますことも出来ず、母のADL(日常生活動作)はどんどん低下してゆきました。元々物忘れはありましたが、デイサービスに通いながらどうにか一人暮らしは出来ていた母でしたが、脳梗塞の後遺症だけでなくこの入院生活により、認知機能も、体力、気力全てがあっという間に低下したのです。これ以上入院生活を続けさせるわけにはいかないと、関西の病院から関東の私の自宅近くの施設に入居させました。
脳梗塞発症後半年間は特にリハビリの効果が高いと知って、近くの訪問リハビリを検索している中、れいんぼうだんに行きつきました。はじめはお店が母の施設に近く、交通費が余分にかからないという理由が主でしたが、電話すると、とても真剣に母の後遺症の状態、状況の話を聞いてくださりその週のうちに駆けつけてくださり、一か月のお試し期間が始まりました。これはとても良い考えですね。毎日来ましょうか?と言ってくださったのにはびっくりしましたが、母も高齢ということと施設での新しい生活にも慣れなくてはならない中でしたので、週3回来ていただくことになりました。
芝原さんは、出来ないことだけでなく、母の可能性をわずかでも見つけてくださって、いろいろな施術をしてくださっていると思います。お天気の日は車椅子を押して外の空気を吸いにお散歩に連れ出してくださったりもします。本来芝原さんは、歩けるようになりたい方向けのリハビリが専門の様ですが、母の様な半身麻痺の後遺症があり、あまり自分では体を動かせない状態の高齢者でもお仕事とはいえ、ちゃんとかかわってくださり、ありがたいです。母も明るく、随分元の表情が戻ってきたように思います。それに、少しずつ体の機能の力強さが戻ってきている様です。母にとってプラスになっていると確信しますので、自費で週2回、三か月お願いしました。今後、どういう風に母が元気になっていくか、家族も楽しみに見守りたいと思います。