指導する

こんにちは、れいんぼうフィジカルセラピー代表の芝原です。

昨日は息子のサッカーの試合がありました。チームコーチは他のカテゴリーの試合に帯同していましたので、私がチームの引率をしました。

ある試合での一コマ。

対戦相手の指導者ですが、自チーム選手のパスが通らないと「何でそこに蹴るんだよ!」。キーパーがどこにパスして良いか分からず躊躇していると「早く投げろよ!」それが2度起こると「もういいよ、お前変われ。早く外に出ろ!」と叱責。他にも2人指導者がいましたが、追随するかのような態度。他にもTVゲームのように自分が選手を動かすかのような指示ばかりが出されていました。

サッカーはそれぞれのチームによって考えが違い、攻め方・守り方には特徴があると思います。さまざまなチームがあって結構ですし、その特徴のぶつかり合い(試合)に楽しみがあります。チームとしてのその考えは練習の段階で何度も何度も反復して選手に覚えてもらう必要があります。子供たち選手は好きでサッカーをしています。上手くなりたくてサッカーをしています。メッシ選手やロナウド選手に憧れを持っています。ミスをしたい選手はどこにもいません。ドリブルで抜いてシュートを打ってゴールを決めて大活躍したいんです。

ミスが起きてしまうのも、選手がグランドで迷ってしまうのも全て指導力の不足です。上手くなりたい活躍したいと願う選手たちをそのように導くのが指導者です。鼓舞したり、ミスや迷いが起きないよう導いたりするのが指導者です。それをせずに叱責やプレーを結果論として指摘しかできないのは指導者ではありません。ましてや、プレーを決めるのは指導者ではなく選手です。選手は指導者の駒ではありません。

リハビリテーションにおいても同じことが言えます。私が提供するリハビリテーションの内容はお客様にとって”ちょっと”難しいものです。できることの反復では改善はしませんので行いません。難しすぎるとお客様の意欲を削いでしまうため良くありません。頑張ればなんとかできるのがお客様に適したトレーニング負荷だと考えています。リハビリテーションとはできないことをできるようにするものです。できなくて当たり前です。できるように意識すること、できるよう近づく動きをする、それらお客様の意識行動をキャッチすることが我々療法士には必要な能力です。そのお客様の反応を正確に評価し説明する。そうすることでお客様の改善意欲は高まってきます。

何より、自分自身も取り組んでいることが褒められると嬉しいですよね。指導とは案外そんな単純ものなのかもしれません。