本当に歩けるとは、スーパーへ行けること
私はよくお客様へこんな質問をします。
「今、一番困っていることは何ですか?」
すると、
「スーパーへ行くのが怖い。」
という答えが返ってくることがあります。
家では歩ける。
でもスーパーでは歩けない。
これは珍しいことではありません。
スーパーは病院より何倍も難しい環境です。
人が横から来る。
カートを避ける。
商品を見ながら歩く。
レジに並ぶ。
荷物を持つ。
たくさんのことを同時に行います。
脳梗塞後は、この同時処理が難しくなるため、急に歩きづらくなるのです。
だから私は病院の廊下だけを歩けても、本当の意味で歩けるようになったとは思っていません。
スーパーへ行ける。
買い物を楽しめる。
好きなものを自分で選べる。
そこまでできて初めて「生活が戻った」と言えると思っています。
リハビリは筋力を付けることではありません。
人生を取り戻すことです。
今日も私は、その一歩を一緒に作りたいと思っています。
