歩くことが怖い。
そう話される方の多くが、
「横断歩道が一番怖い。」
とおっしゃいます。
理由は単純です。
横断歩道では一つのことだけをすれば良いわけではありません。
信号を見る。
車を見る。
人を見る。
急ぐ。
段差を越える。
これを同時に行います。
脳梗塞後は、この「同時に行う」ことが難しくなる場合があります。
だから横断歩道が怖いのです。
でも私は、その不安を乗り越えた方をたくさん見てきました。
共通していたのは、脚の筋力ではありません。
体全体で支えられるようになっていたことです。
焦らなくても歩ける。
安心して信号を渡れる。
それは生活の自由を取り戻すことにつながります。
私は「何メートル歩けるか」ではなく、
「どんな人生を歩きたいか」
を大切にしています。
その一歩を、これからも一緒に作っていきたいと思っています。
