本当に目指したいのは「病院で歩けること」ではありません
病院では歩ける。
でも外へ出ると怖い。
この相談は本当に多くいただきます。
私はこれを筋力だけの問題だとは考えていません。
病院の廊下は歩きやすく作られています。
床は平ら。
障害物も少ない。
でも外へ出ると世界は一変します。
信号が変わる。
人が横を通る。
段差がある。
車の音がする。
買い物袋を持つ。
これらを同時に処理しながら歩かなければなりません。
脳梗塞後は、その情報処理が難しくなることがあります。
だから病院では歩けても外では歩けない。
私はいつも「生活の中で歩けるか」を考えています。
スーパーへ行ける。
駅まで歩ける。
旅行へ行ける。
そこまでできて初めて、本当に歩けるようになったと言えるのではないでしょうか。
そのために必要なのは歩く量ではありません。
生活に合わせた体づくりです。
だから私は今日も歩き方だけではなく、「どんな生活を送りたいのか」を大切にしながらリハビリを行っています。
