運動・生活習慣について

運動、食生活、喫煙などの生活習慣の改善は、脳梗塞の予防に繋がります。脳梗塞や脳出血の発症は、糖尿病や高脂血症、高血圧などの生活習慣病の合併により引き起こされる事が言われております。
脳梗塞や脳出血の再発を防ぐにはこの生活習慣を整える事も大切です。

運動

肥満や高脂血症などの生活習慣病は摂取し過ぎたカロリーを十分に消費していない事が原因の一つにもなります。
運動をする事は血管や血液の状態を良好に保つためにも大変重要な事になります。
運動や散歩、リハビリテーションを継続的に行うようにします。
また、適切な運動を行うよう理学療法士や作業療法士のアドバイスを活用する事をおすすめします。

睡眠

人間は寝ている間に体の浄化や回復を行っています。
睡眠中に脳脊髄液が体内の老廃物を吸収して血液内に排出します。
睡眠不足は、糖尿病や癌、心臓病、肥満になりやすく、精神状態を不安定にし免疫力を低下させます。
睡眠不足を解消するために以下の事に気を付けましょう。

1.6時間寝るようにしましょう

睡眠後3時間経つと健康に必要な成長ホルモンが分泌されると言われています。

2.体を温める

睡眠時間の1時間前に入浴し、体温を上げる事で深部体温を下げ、スムーズな睡眠へ繋げます。

3.日光浴

朝日を浴びると体内時計の調整やビタミンDの生産を促します。
また、日光浴をするとセロトニンを分泌します。セロトニンは睡眠を促し、心身の安定や心の安らぎに関与します。

4.昼寝

15分程度の昼寝は心身をリラックスさせ夜の睡眠に効果的です。

5.血行を良くする

マッサージによる血行の改善は副交感神経を働かせ、体の休息を促します。

ストレス

ストレスは血管の収縮作用がありますので、脳梗塞や脳出血の発症に影響があります。
脳梗塞や脳出血を患い意識が明瞭になるとさまざまな心理的変化が訪れます。

ショック期

病気発症直後、現実感がなく呆然とした状態です。

否認期

現実を否定する時期です。自分の障害を自覚するが受け入れられず、怒りや悲しみも持つ状態です。また健常者に対して嫉妬や羨望を持ち介護者へわがままを言ったりします。逆に障害者には差別的な言動をとったりします。

努力期

「なぜこんな事になったのか?」と考え込んだりします。怒りや悲しみが和らぎ始めます。障害を受け入れ、体験談や知識を得るなどをします。問題解決の行動が始まります。

受容期

障害を受け入れ、前向きな気持ちになります。障害を認め、家族や社会の中でより積極的になります。障害者や健常者と区別なく付き合いをします。

脳梗塞や脳出血を患うと、痺れや痛み痙性などの半身麻痺や言語障害、知的障害などさまざまな身体症状が残ります。これらを抱えての生活には不安が募ります。

いつ良くなるのか?もう一生歩けるようにはならないのではないか?介護していくのは負担、など本人だけでなく家族にもストレスが掛かります。

ストレスの少ない生活を送る事は身体を改善するうえでも重要な事です。体の事、介護の事など抱えている問題に対しては、担当医師・看護師・介護支援専門員(ケアマネジャー)・理学療法士・作業療法士などの専門家に相談をしてください。「

喫煙

タバコは、ニコチン、タール、一酸化炭素が体に入り全身の血管を収縮させ血圧が上がってしまいます。タバコはLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増やし動脈硬化の原因にもなります。高血圧や動脈硬化は脳梗塞や脳出血の発症の原因となります。

また、喫煙は非喫煙者と比べると3倍の発症率が高くなりますので、再発の予防には禁煙をしましょう。