リハビリをしていると、
同じような状態から始めても、
少しずつ良くなっていく人と、
なかなか変化を感じられない人がいます。
その違いは、
年齢や麻痺の重さだけではありません。
一番大きいのは、
「できない理由」よりも
「どうすれば動けるか」に目が向いているかどうか。
良くなる人は、
不安があっても、完璧じゃなくても、
「今日はここまでやってみよう」と
現実の身体に目を向けます。
一方で、
良くならない人ほど
・怖さ
・過去の失敗
・周囲の言葉
に心が縛られて、
身体より先に“気持ち”が止まってしまう。
でも実は、
多くの方は「動けない」のではなく
**「動いていいと感じられていない」**だけ。
理学療法士の役割は、
無理に励ますことでも、
闇雲に鍛えることでもありません。
今の身体で「できる動き」を一緒に見つけ、
小さな成功体験を積み重ねていくこと。
不安を消そうとしなくていい。
不安を抱えたままでも、
一歩踏み出せる道を照らす。
それが、私の考えるリハビリです。
