下垂足に対するリハビリ
リハビリの内容は、症状によって大きく異なります。足首の可動域拡大やアキレス腱を伸長させるためストレッチを行います。下垂足はつま先が持ち上がらない症状ですが、同様につま先を伸ばす動きも難しくなります。足趾や足首を起こすだけでなく、つま先を伸ばす・蹴るように筋トレを行います。足さらには、立位において負荷をかけます。両足で立ち、つま先立ちをする。下垂足側を後方に付き、つま先立ち(踵上げた状態)を保ち足部全体に刺激を与えます。
下垂足とは、つま先を持ち上げることができず垂れ下がった状態をいいます。総腓骨神経(脊髄から伸びた神経で膝から下の筋肉や感覚を支配している)を骨折などの外傷や糖尿病、時には骨折によるギプス固定や長期の臥床によって圧迫する事で麻痺してしまい起こる症状です。長時間、正座をしていて脚が痺れた経験をしたことがあると思います。この痺れは総腓骨神経麻痺の始まりで、正座(圧迫)を続けると下垂足を起こしてしまいます。
下垂足に対しては、AFO装具(足首~足の裏全体)を処方されることがあります。しかし、体力がある若年層では、装具を使用せずに生活されている方もよく見受けます。しかし、下垂足のまま生活・歩行を続けることは、つま先が床に引っ掛かることでの転倒や反張膝(膝が逆に伸びてしまう)を誘発し、膝や股関節・腰の痛みを引き起こしますので注意が必要です。
リハビリの内容は、症状によって大きく異なります。足首の可動域拡大やアキレス腱を伸長させるためストレッチを行います。下垂足はつま先が持ち上がらない症状ですが、同様につま先を伸ばす動きも難しくなります。足趾や足首を起こすだけでなく、つま先を伸ばす・蹴るように筋トレを行います。足さらには、立位において負荷をかけます。両足で立ち、つま先立ちをする。下垂足側を後方に付き、つま先立ち(踵上げた状態)を保ち足部全体に刺激を与えます。