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他事業所の理学療法士さんに当リハビリテーションのご見学いいただきました―①

「声かけの仕方がわかりやすく、本人が運動中も繰り返し声をかけるため何をすればよいかわかっており動作がえん滑に行えている。体を伸ばす時でも『力』で伸ばすのではなく本人の持っている力をうまく誘導する事で本人自身が動かすため緊張が高くなりにくく苦しい表情なく運動していました」 岩田俊也

「基本動作の中から身体の伸展を誘導、またボディイメージの学習を促しているように感じました。動作の誘導しながら本人からの動作を促している部分、あまり多くセラピストが触れずにセラピーをするという点で非常に私自身の考えと共感しました。本人、家族の希望を一番に尊重し、そのために何が必要か、可能性を見出しているところに強く感銘を受けました。」 山口 大貴

「まず寝返り動作の繰り返しから、伸展を誘導したり、両上肢の挙上から伸展を促したり片上肢挙上での誘導したりと、欲しい動作を誘導する様々な方法があって誘導の仕方1つ1つが学びになりました。最初は股関節の伸展を促すべきだと考えてリハテーラーでも股関節の単関節を誘導しようとしていましたが、臥位の評価から頚部屈曲しているところから、そもそも体幹から屈筋の痙性が高く、体幹から伸展方向への誘導をするべきだと感じました。大きい鏡や手すりがないとか、声かけの仕方など、環境も自身の身体を使う上で物に頼らない環境をつくっているところが良いなと思いました。」 木下峻太朗

同じお客様のリハビリテーションを行っているデイサービスの理学療法士3名に、実際に私がどのようなリハビリテーションを行っているのか実際の場面をご見学いただきました。書面や口頭で意見交換をすることはよくあるのですが、やはり実際に見ていただき私の考えやアプローチ方法を伝えた方がそれぞれのリハビリテーションに活かせる、さらにはお客様ご家族のためになると思い、このような場を設けました。当店内はリハビリ施設にあるベッドや平行棒などはありません。床に寝転がって運動をすることが動作や歩行の改善に有効と考えているからです。また、それは理学療法士としてお客様のお体や動作を見ながらどのように解決していくか考えアイデアを出しやすくもなります。お客様のリハビリテーションが終わってからお互いに意見交換をしました。デイサービスで見ている課題や取り組み、私が行っていることがヒントになると意見を伺えたのは私にとっても貴重な機会となりました。また、今後も経過を見ながらこのような機会を設けたいと思います。

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