不安は幻像かもしれない。それでも、体は動く

お客様は、
今の私よりも、
もっと大きく、もっと深く、
悩み、苦しんでいると思います。

人の悩みは、
人と比べることはできないし、
完全に理解することもできません。

それでも理学療法士は、
そんなお客様の不安や闇に、
一筋の光を照らせる存在でなければならない
私はそう思っています。

正直に言うと、
昨日はあまりモチベーションが上がりませんでした。

不安もあったし、
気持ちがどこか定まらない感じもあった。

それでも、
ジムに行きました。

メニューは軽めにしましたが、
最後までやり切ることはできました。

毎日顔を合わせるおっちゃんにも、
いつも通り挨拶をしました。

それだけのことなのに、
終わった頃には、
少し気持ちがスッと軽くなっていました。

その時、ふと思ったんです。

不安って、もしかしたら幻像なのかもしれない。

実体があるわけでも、
今この瞬間に起きているわけでもない。

体は、変わらず動いている。
世界も、ちゃんとそこにある。
人との関わりも、続いている。

心がすべてではあります。
でも、
心に支配されてはいけない
とも思っています。

これは、
理学療法の現場でも同じです。

「不安だから動けない」
「怖いから歩けない」

そう感じていても、
体には、
まだ動ける余地が残っていることが多い。

だから私は、
不安を無理に消そうとはしません。

励ましもしません。

不安を抱えたままでも、
一緒に動く。
現実に触れる。

その積み重ねが、
やがて光になると信じています。

自分にとっても、
そしてお客様にとっても。

私は、
そんな道標のような存在でありたい。