くも膜下出血

当たり前の日常ができるようになった

東京都江戸川区にお住いの清矢様(くも膜下出血/左麻痺/55歳)

私はリハビリを始めてから疑問がありました。バランスが大切なのか?筋肉を付けることが大切なのか?分からないまま退院してきました。順調に行くかと思ったそんな時期、キーンと筋が緊張する、ジャックナイフ現象が出てしまったのです。麻痺側の脚全体の筋が緊張して、脚が上がってしまい完全にバランスを崩して転んでしまいます。足が上がってはどうする事もできず、どこで歩いていても怖さがありました。5m歩いては上がり、また歩いては、とこの現象さえなければと思っても脚が上がる現象は、おさまりません。ところが、芝原先生に来ていただいた初日、いきなり先生はストレスをよりかけるのです!いきなり「杖なしで歩きなさい。目標はそこでしょう?」と始まったのです。また、歩いてる私の身体を押して、早歩き!ストレスをわざとかけるリハビリでした。が、その日、先生がお帰りになってからは、家の中で杖なしで歩けたのです。すごい!1回目から成果を感じました。それから2か月で息子の卒業式に行く事ができました。そして、ジャックナイフ現象もなくなりました。今では銀行、スーパー、病院に歩いて行ける、当たり前の日常が少しずつできるようになりました。

病名と症状

くも膜下出血 左麻痺

リハビリ開始時の年齢

55歳

病気になってからの年月

7か月

リハビリ期間

4か月

リハビリ開始時の状態

・家の中は伝い歩きで、外は歩行器を使って歩いていた
・左脚が過剰に持ち上がってしまいバランス崩し何度も転んでいた

リハビリ終了時の状態

・お一人で電車の利用やスーパーへの買い物や通院に行けるようになる
・転ぶことはまったくなくなった

転倒の原因を克服!

歩行中、麻痺のある左脚が過緊張によって太ももがお腹に付くほど持ち上がり、バランスを崩して何度も転倒していました。「(息子さんの)医学部の卒業式に出席したい」過緊張はなぜ起こるのか?歩行中にかかる左脚への負荷に筋肉が耐えられない為起きていました。ですから左脚へ負荷をかけて、それでも全身を支えるよう取り組みました。すると過緊張は見られなくなりました。しかし、目標は卒業式です。ご自宅から駅まで歩き、電車に乗って近隣の駅まで行く。不整備の歩道や横断歩道、駅の階段や電車の乗り降り、何より大変なのは目の前から迫ってくる人混みを抜けることです。こういった精神的なストレスにも耐え卒業式の出席が叶いました。今では、当たり前の日常を送れるようになりました。最後に息子さんは清矢様のご病気をきっかけに脳外科医となりました。

※施術効果には個人差があります。

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