骨折

だんだん良くなるのが嬉しかった

横浜市都筑区にお住いの佐藤様(女性/大腿骨骨折/87歳)

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芝原

今日もリハビリお疲れさまでした。リハビリ後ですが、今日は佐藤様のこれまでをお聞かせください。今日は(老人ホームの)廊下を杖なしで歩きましたが、元々、骨折する前はどれくらい歩けていたんですか?

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佐藤様

杖はついていたけど自由に歩けていましたよ。外に出る事はなかったけど、(老人ホーム内)行きたい所に行けてました。ただ、身の回りのことをするのが億劫になっていて、他の人が買い物に出て行くのを羨ましく思ってました。

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芝原

日常生活に問題はなかったんですが、転んで大腿骨を骨折してしまった。どんな状況だったか覚えてますか?

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佐藤様

お部屋の中で洗面所の前で転んじゃいました。向きを変えようとしたところでふらついて。その後は、ヘルパーさんが来てくれて救急車で病院に運ばれました。

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芝原

その後、手術を受けられて、退院後はどんな状態でしたか?

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佐藤様

車椅子でした。起きるのもトイレに行く時も介助が必要でした。ほとんど寝たきりでした。

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芝原

当初はリハビリも大変でしたか?

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佐藤様

はい、最初は辛かったです。体が硬くなっていたので体操(ストレッチやマッサージ)の時は痛かった。あとは脚を広げる運動、歩くのも先生にしっかりつかまらないとできませんでした。でも、だんだんできるようになるのが嬉しかった。

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芝原

今では、杖なしで老人ホーム内を歩いたり、外も歩けるようになりましたね。リハビリをしているとスタッフさんも驚きの表情をされます。

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佐藤様

自主トレで歩いていても「よく頑張ってるね」と言われます。

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芝原

佐藤様は介護保険のリハビリも受けられてますね。そちらと比べてみてリハビリの違いはありますか?

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佐藤様

もう一つのリハビリでは、体を倒したり捻ったり、肩のマッサージをしてくれたりしてます。歩くのも杖をついて廊下を少し歩くぐらいです。簡単なというか柔らかいというか優しい内容ですね。(芝原)先生のは、全然違う。比べるとハードだけど、歩けるようになるために必要なことをやってくれてる。それが今の歩きに繋がったと思う。

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芝原

本当に良くなるため、歩ける様になるためには大変な内容のリハビリも必要です。楽して良くなる、という都合のいい方法はありません。今後の目標は何ですか?

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佐藤様

そうですね、やっぱり私は女ですし、お買い物。欲しい物があったらすぐに行けるようになりたい、必要最小限の物を買うぐらいで良いので。

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芝原

私とのリハビリではスーパーに行ってはいますがお一人となるとまだ課題がありますね。天候、特に風の強い中のバランスや人混み、人は思いがけない動きをします。それに対する素早い対応やバランスが必要になります。でも、その目標に向かって今後も取り組んでいきましょう。

病名と症状

大腿骨骨折

リハビリ開始時の年齢

87歳

病気になってからの年月

1か月

リハビリ期間

10か月

リハビリ開始時の状態

車椅子生活。起き上がる、トイレへの移動などすべてに介助が必要

リハビリの現状

・リハビリ開始1か月後に杖歩行できるようになる
・3か月後には外を歩く
・現在は、介助のいらない自立生活になり、歩いてスーパーに行けるようになる

ご高齢ながら努力される姿に芯の強さを感じました

佐藤様に初めてお会いした時は、車椅子生活で起き上がることトイレに行くなどすべてに介助が必要で寝たきりの状態でした。手術の影響もあり体が硬く筋力が弱くなっていることもあり、マッサージ、ストレッチ、筋トレをしても痛みや辛い状況が続きました。しかし、穏やかな喋り口調とは違って、困難に立ち向かう強いお気持ちで乗り越えていきました。「外を自由に歩けるようになりたい」という目標をお持ちです。外は風などの自然の影響だけでなく、人との擦れ違いで避けるなど、よりバランス・歩行能力を必要とします。これまで様々な困難を乗り越えてきまので、今後も目標達成するよう責任もってサポートします。

※施術効果には個人差があります。

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