脳梗塞

走って、スキップもできて、また日本舞踊を踊れるようになりました!

横浜市都筑区にお住いの戸室様(脳梗塞右麻痺/72歳/女性)

長い間、有難うございました。辛いリハビリも先生のとぼけた会話で知らず知らずのうちに出来ました。結構楽しかったです。そして足の力も付き階段もゆっくりでは有りますが降りる事も出来、又、一番嬉しかったのは踊りで必要な座ったり立ったりが少し楽になりました。今後は一人でお出かけが出来るよう頑張ります。いつも文句を言いながら頑張らして下さったお陰です。有難うございました。

病名と症状

脳梗塞 右麻痺

リハビリ開始時の年齢

72歳

病気になってからの年月

1年3か月

リハビリ期間

1年8か月

リハビリ開始時の状態

杖をついて、付き添いがあれば歩ける

リハビリ終了時の状態

・杖なしで外を歩けるようになり、小走りもできるようになった
・日本舞踊の舞台にも復帰できた

困難に立ち向かう姿勢が、再び舞台へと復活できました

60年以上、日本舞踊を続けて参りましたが、脳梗塞を患い舞台に立てなくなっていました。訪問リハビリ、他の自費のリハビリを受けながらも思うような改善が見られませんでした。私との初回面談の際に涙ながらに日本舞踊への想いを語られる戸室様のお姿は忘れらません。リハビリ開始当初は、杖をついて右足を引きずりながら歩く状態でした。しかし、日本舞踊では膝を曲げたまますり足をしたり、上半身をぶれることなく座ったり立ったりしなければなりません。一連の動きを流れるようにする事は麻痺のあるお体では大変な事です。歩けるようになるためだけのリハビリ内容では戸室様の願いは叶えられません。当然厳しいリハビリとなります。「もう一度舞台に立ちたい」その願いを消す事なく、持ち前の負けず嫌いで辛いリハビリを乗り越えました。当リハビリと日本舞踊のお稽古を併用し、4か月後に舞台復帰を果たしました。その報告を受けたときの喜びの表情は今も目に焼き付いています。しかし戸室様はそこで満足する事なく、出演時間を延長しさらに難しい踊りにも挑戦されました。当然、リハビリの内容も厳しくなりますが、戸室様は変わっていました。舞台復帰を果たし、明らかに自信に満ち溢れリハビリに励むようになりました。気持ちが変わり動作がみるみる上達していく姿は見ている私も嬉しく思いました。リハビリは決して楽な事ではありません。しかし、強い気持ちで逃げずに取り組む事で結果は必ずついてくると戸室様は教えてくださいました。

※施術効果には個人差があります。

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